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ゲーセンでのいたずら(小学)

小4~5の時のことである。


ザラメを持参してゲーセンで綿あめを無限に作る


当時ぼくは家の近くのスーパーのゲーセンによく遊びに行っていた。ゲーセンは1Fと2Fにあり、1Fは対戦型ゲームと綿あめ作りの機械、それからUFOキャッチャーが置いてあるだけで、2Fはじゃんけんやクレーンやメダルゲームやボールで遊ぶものやワニワニパニックなど色々なものが置いてあった。

ぼくは1Fの綿あめの機械がどうしても気になっていた。たまに100円を入れて綿あめを作って自分で食べるのだが、1人分としてはちょっと物足りないぐらいの量しかできず、もっと大量に作ることはできないものかと考えていた。そしてある日、こうすればできるんじゃないかという仮説を立てた。

綿あめの機械は100円玉を入れるとまず中心部分が回転を始め熱くなる。と同時に下の取り出し口から綿あめを巻き取る為の棒が1本出てくる。そして3つある赤青黄のボタンのどれかを押すと、回転部分の真上5センチぐらいのところにある筒から色つきのザラメが回転部分内に落ちてくる。ザラメが入った直後に音楽が鳴り始めて綿あめができてくるので、それを棒でからめ取っていけば綿あめの完成だ。

ぼくは思った。100円玉を入れた後にボタンを押さなければ中心の熱くなる部分はずっと回っているのではないだろうか。もしそうなら自分でザラメを買ってきて入れれば、永遠に綿あめが作れてしまうのではないか? そう思ったのである。


思ったら実行だ。ぼくはもうできると信じて疑わなかったので、その日は友達を何人もゲーセンに呼んだ。次の日が遠足だったから、みんなに持って行くおやつの綿あめを作ってあげると言って集めたのである。ぼくはゲーセンに行く前にスーパーでザラメ1キロを買って持って行った。みんなはすでに待っていた。

ぼくが100円玉を綿あめの機械に入れる。中心の部分が回り出す。ぼくはさっき買ったばかりのザラメの袋の端をちょっと引きちぎり、ザラメを入れようとした。しかし機械の構造で回転部分の上5センチのところに色付きのザラメが落ちてくる筒があるので、それがじゃまでうまくザラメが入らない。ぼくはもういいやと思い、綿あめができる受けの部分にざらめがこぼれたが、気にしないでザラメを入れた。なにせザラメは1キロもあるからこぼれようが全く問題がない。

ちょっとすると綿あめができてきた。成功である。嬉しかった。あっという間にでかい綿あめが1個できてしまった。これをみんなで食べてすぐに次を作り始めた。ぼくは楽しくなって次から次にザラメを入れて綿あめを作る。集まっていた友達も面白がって一緒になって作る。しかしぼくはひとつ失敗をしていて、それは割り箸を持って行かなかったことだ。1個作ったらそれを食べきるか棒から外さないと次の綿あめが作れない。でも急ぐこともないのでゆっくりやっていた。

そのうち手で綿あめを持ち始める友達が出てきて、それがどでかい綿あめだったのと、ぼくたちがずっと綿あめを作って食べていたものだからスーパーのレジのおばさんが袋を持って来てくれた。これは大助かりだった。できた綿あめですぐ食べてしまわないものは袋に入れられる。ぼくはザラメをせっせと機械に入れて綿あめを作り続けた。袋はどんどん増えて行き、おばさんがまた袋を持って来た。

大きな買い物袋に綿あめを5個作って入れた頃おばさんが、ぼくたちがどうも綿あめを大量に作りすぎているのではないかと疑問に思う様な顔をするようになった。ザラメは機械からではなく自分で買って来たものを入れているのだから大量にできて当然なのだ。しかしぼくはザラメを入れているところをおばさんに見られないようにしていたので、おばさんが不思議に思ってもしかたのないことだった。

とうとうおばさんはこれはおかしいと思ったのか、2階に上がってゲーセンの係員のおじさんを連れて来てしまった。そのおじさんは

「ちょっとごめんね、いいかな?」

と綿あめの機械から離れるようにぼくたちに言うと、機械を観察してどこが故障したのだろうかと色々調べ出した。なにせ綿あめができる部分に大量にざらめがこぼれていて、まわりの子供達がでかい袋いっぱいに入った綿あめをいくつも持っているのだからおかしいと思わないほうがおかしい。

「変だなー」

と中を開け始めたので、ぼくは

(バカだなぁ)

と思った。どうしてかというとこの機械は色付きのザラメしか出てこないのに、こぼれているのは褐色のザラメだからである。それを見れば子供が外部からザラメを持ち込んだということは予想できるはずなのだ。ぼくはおじさんに気づかれないのをいいことに友達とみんなでその場を立ち去った。

近くの公園にみんなで集まった。でかい袋に綿あめが5袋あった。

「明日の遠足、これどうする?w」

みんなで顔を見合わせた。それまでにもう十分というぐらいみんな綿あめを食べていた。

「やっぱいらないよねw」

ぼくはそう言い、こんなに大量の綿あめを遠足に持って行くのは現実的ではないということで綿あめ5袋全部、水に溶かして処分した。


お金を入れていないのに店員を呼ぶ


このゲーセンの2階でもかなり遊んでいた。クレーンのゲームがあり、プラスチックの球を取るものなのだがぼくはこれにはまって小遣いの多くを散財した。たまに調子が悪くてお金を入れたのに動かない時があり、店員に申し出ていたのだが、そのうちお金を入れたことにすればいいやというよこしまな考えが浮かんで

「すいません、お金入れたのにできないんですが」

と言って何度かインチキをしてしまった。そのうちパチンコではないのだが、台のゲームがあって、これもお金を入れなくても店員に言えばずるしてできると思い、呼んで来てお金を入れたと嘘を付いた。

店員は持っていた鍵でその台を開けた。中にはいろんな機械や電気の基盤が見えた。ぼくは興奮して夢中になって10円玉と100円玉が入って行った先を目で追った。すると針のようなものが出ている箇所があった。

「これだ!」

ぼくはそう思い、店員の目をぬすんでその針を指で動かした。すると

「ピン!」

とお金を入れた時の音がした。ぼくはその後同じように何回もその針を動かして、600円ぐらい入れたことにしてしまった。店員はそのことに気づかず台を元通りにしていなくなったので、ぼくはしばらくその台でタダで遊ぶことができた。


屋外の電車の踏切を鳴ったままにする


別のスーパーの屋外ゲーセンには、けっこうな規模の電車の乗り物があった。お金を入れると何週かして駅まで戻ってくるというあれである。ぼくはこの乗り物の踏切のOn/Offのトリガは何なんだろうと不思議に思っていた。本当は入ってはいけない線路の部分で踏み切りの近くをよく観察すると、5センチぐらいの棒が地面から突き出ているのをみつけた。

「これだ!」

ぼくはそう思い、そのちんこみたいな棒を指でピンとはじいてみた。すると踏切が鳴り出した。

「やったね」

そう思って満足感に浸っていたのだが、電車には誰も乗っていないのに踏切が鳴って遮断棒が降りてしまったものだから、店員が来てあれこれ調べ始めてしまったので逃げた。

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