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とんかつこいで

どうも、とらです。今日ははんだづけカフェ行こうと思って、その前に腹ごしらえを井泉本店ですることにしました。このお店からまい泉が暖簾分けしたと数時間前に調べて知って、これは行くしかないなとなったわけです。

JRだと御徒町から、地下鉄だと上野広小路が最寄り駅です。


まず出てきたのはほうじ茶。まい泉もほうじ茶ですよね。


ほどなくしてロースかつ定食がでてきました。薄めのロースがほどよく揚ってておいしかったです。みそ汁は大きく切ったネギが特徴的でした。




さすが老舗といった感じで、揚げ鍋の前の料理長と女将がうまい連携でお店をまわしてました。まい泉の創業者もほかの料理人も、何人もがこの井泉で修行して暖簾分けで日本各地にお店を開いていき、その井泉は当時と変わらないまま(当時は分からないけど多分変わってないのでしょう)この上野の地で営業を続けている、そんな現実にとんかつ好きのぼくとしては感慨深いものがありました。


井泉からの暖簾分けで昭和40年にまい泉を創業したのが小出千代子さんです。最初のお店は三井ビル地下でしたが、残念ながらビルの工事でこの店舗はもう閉店してしまいました。



そしてここからが本題なんです。まい泉は後継者がいなくて、小出さんは2008年にサントリーにまい泉の株式を売却しました。その後少しずつまい泉は変わっていきましたよね。箸が割り箸じゃなくなったり、大根おろしの器が変わったり、湯のみが変わったり、ご飯茶碗が変わったり、接客に不慣れな新入社員が入ったり、カウンターの時計がなくなったり、等々です。でなんとなく昔のまい泉の方がピリピリ感というか、厳しさというか、そういう芯の強さがあったと思うんです。17年ぐらい通ってるからよくわかるんです(笑)

今のまい泉が悪いとかそういうことじゃ決してないんです。でも変わっちゃったな寂しいな、という感じがしていたんです。

それで小出さんが今どうしているのかと思ってググったら、なんと新たに自分のお店としてとんかつこいでを開業されていたのでした。全く知らなかったのでこれには驚きました。2011年に熱海にオープンされていたんです。



あの古き良きまい泉はもうなくなってしまった、と思っていたところに、まい泉の創業者が理想を追い求めたとんかつ屋を開いていた。ぼくはあの懐かしいまい泉がこの世の中にまだ存在していたのだと思うと同時に、創業者の強い意志にすっかり魅了されてしまったのです。

これは今日行くしかないと思って電話すると、今夜は平常通り夜は17時から営業とのことでしたので東京駅に向かい新幹線のきっぷを速攻で買いました。

こういうのは先延ばしにしちゃだめなんです。だって明日ぼくが生きているという保証はどこにもないんですから。






最寄り駅は伊豆多賀。この前の伊豆ツーリングでおそらく前通ってますよね。あの時知っていれば確実に行ってました。

あっという間に熱海に着きました。ここから伊東線に乗り換えてほどなく、伊豆多賀に到着です。びっくりしたことに駅の周りには何もなく、スクーターが何台も止まっている程度でした。日も暮れて、本当にここに小出さんのお店があるのだろうか、という気がしてきました。



海の方に向かってしばらく歩いていくと大通りが見えてきて、なにやらおいしそうな匂いがただよっています。こ、これは。。。まさしくまい泉の匂いです。そして大通りに出ると小出さんのお店の看板が目に飛び込んできました。


海に面しているからこういう造りになっているのでしょう。お店に入ってすぐに蝋細工があり、まい泉のものより彩りが鮮やかな印象を受けました。



階段を上がって席に着きます。ソースは甘口・辛口の区別はなく、甘口のどろっとしたソースとからし、そしてスパイスソルトが置かれていました。




メニューを見て驚いたのですが安い! 小鉢とデザートがなくてお肉がちょっと小さい定食の方は1100円ですよ。これはかなりお得じゃないでしょうか。






せっかくなのでロースカツ膳をオーダーしました。どんなとんかつが出てくるでしょうか。



きました! まい泉と同じ^^ でもよく見るとキャベツが別です。とんかつへのこだわりが感じられましたね。キャベツとごはんのおかわりがセルフサービスとなっていたのも影響しているのでしょう。






とんかつは衣が薄くてさくさく、まったく重くありませんでした。また脂身がとてもジューシーで肉汁があふれてました。お、おいしいw 熱海の方はこのとんかつがお得価格で食べられてしまうのですからうらやましい限りです。ぼくの他に何組かお客さん来てましたが、みんなおいしいおいしいと言って食べてましたね。



食後のデザートは夏みかんの手作りシャーベット。これもまい泉と同じでおいしかったです。



帰りには残り一箱になっていた手作りのヒレカツサンドを買いました。なんとまい泉が大好きで東京から来たという事で半額にサービスしていただけました。ありがとうございます。


今日は小出さんにはお会いできなかったんですが、お会計の時に従業員との方とお話することができ、このお話を聞けただけでも今日来た甲斐がありました。詳しくは書けませんが、小出さんの強い意志に感動しました。お店を出たあとに涙がこぼれてしまいました。何かお力になれることがしたい、そう強く思うとらなのでした。

家に着いてカツサンドを開けてみました。大きなかつが詰まったずっしりと重いカツサンドです。


おいしい! これは本当においしかった。ついもう一切れ食べてしまいましたw

今度どうなるか分からないけど、2020年のオリンピックの時にはこの小出さんの理想のとんかつとカツサンドを、日本の人だけではなく日本を訪れた多くの外国人の方も口にすることができたらいいな、心の底からそう思うのでした。


おわり



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